引っ越しやることリスト。2ヶ月前からの準備や手続きを完全網羅
引っ越しって何すれば良いの?
やることめちゃくちゃあったから今回無料でダウンロードできるリストを作ったよ!!!
それは便利そう!!
引越しは思った以上にやらなきゃいけないことがたくさんあります。
中には期限が決まっていたり、期日をミスすると損してしまうことも……。
ということで、この記事では『引っ越しを始める2ヶ月前』『引っ越し1週間前から当日』そして『荷物を運び終わった後』の3つの時期に分けて紹介します。
そして、記事の内容をリスト化した『引っ越しやることリスト』も作ったので、よかったら使ってみてください。
自宅でプリントして、冷蔵庫に貼って終わったものからチェックするとスムーズです。
- 引っ越しで何をすれば良いのか具体的に知りたい人
- 手を付けるべき時期や注意事項やポイントも一緒に知りたい人
引っ越しやることリスト
それでは、引っ越しやることリストを詳しく紹介していきます。
やらなければいけないことを時期ごとにまとめてあります。
引っ越し1〜2ヶ月前までにやること
まずは引っ越ししたいと思った1〜2ヶ月前に行うことたちです。
引っ越し1〜2ヶ月前
- 住みたい物件を見つけて不動産会社に問い合わせる
- 内見をする
- 新居の契約
- 現住居の管理会社に賃貸契約解約の連絡
- 引越し業者の見積もりと業者の決定
- 粗大ゴミの収集依頼
- 梱包作業開始(普段使わないものから)
住みたい物件を見つけるて不動産会社に問い合わせ
まずは移動先を確保します。
引っ越し先を見つけようと大手不動産会社のサイトで見つけていたんですが、おとり物件はある程度あります。
問い合わせをする度に「そちらの物件は現在紹介できなくて……」といったことを言われることも多かったです。
おとり物件にできるだけ出会いたくない人は、『カナリー』が本当オススメ。
賃貸の紹介をしてくれる担当者も、しつこい人が苦手、同性の人が良い……と言った要望は、ルムコンが叶えてくれるので、良い担当者さんに当たりたい人は、、ルムコンもオススメです。
ですが、大手の掲載数もバカになりません。
なので、SUUMOのような大手不動産会社とカナリーの複数使いをしました。
不動産会社はデータベースを共有しているので、良い担当者さんと出会ったら、SUUMOなどで見つけた物件をそのまま聞いてみるのもありです。
私が住んでいる物件も、大手の不動産会社で見つけた物件でしたが、ルムコンで見つけた良い担当者さん経由で契約しました。
内見をする
物件の申し込みが完了したら内見。
内見をせずにの物件契約をするのはギャンブルなので、必ず見るようにしましょう。
内見をせずに契約して住み心地が悪くまた引っ越し……なんてことになってしまったら、敷金・礼金・仲介手数料・引っ越し代……お金がいくらあっても足りません。
この物件良い!!
と思って内見してみたら、ベランダ出て目の前に歩道橋があり人と目が合う……なんてことや、物件そのものは良かったんですが窓をあけたら隣の家の壁が目の前だったり……。
さらに内見中に隣の家の騒音がすごいことが発覚したこともありました。
実際に行ってみないとわからないことって意外とあります。
内見をする時に、見ておくと良いポイントも一緒に紹介します。
部屋の採寸は契約が決まってからでもできますが、住んでいる家から運びだす家具や家電で大きいものがある場合は、前もって採寸をしておくと粗大ゴミの処理もスムーズになります。
採寸以上に、住環境や設備など住みやすさもしっかりチェックしてみてください。
内見する時に見ると良いポイント
- 日当たりの確認
- コンセントの位置
- テレビ線やネット回線の位置
- ネット回線の種類
- 電気の個数
- 共有部分の綺麗さ(ゴミ捨て場・エレベーター前・郵便受けなど)
- 窓を開けた時の隣の家との距離感
- 窓を開けての風通しの確認
- 非喫煙者の場合はベランダに出て他住人がベランダで吸っているか匂いを確認
- ドアやキッチンのマグネット環境
- 近くの環境(街頭やコンビニなど)
- 洗濯機周りの採寸とホース位置のチェック
- 大型家電や家具が入るのか廊下や玄関をチェック
新居の契約
内見をして気に入ったら、審査の申請をします。
最近では保証人をたてずに、家賃保証会社の保証を使って契約するのが一般的になっているようです。
家賃保証会社の審査に通過したら、オーナーさん確認が入り契約です。
契約する不動産会社によって、必要なものは異なりますが、一般的に必要と言われているものをまとめておきます。
必ず契約する不動産会社に確認しましょう。
契約時に必要なもの
- 住民票の写し
役所に行けばすぐに発行してもらえますが、平日しか窓口が開いていないため早めに取り寄せておきたいもの。
同棲やルームシェアの場合、入居者全員の住民票が必要な場合もあります。 - 身分証明書
保険証や運転免許証、マイナンバーカードなどの身分を証明するもののコピー。 - 印鑑/印鑑証明書
賃貸契約には印鑑が必要です。 - 収入を証明する書類
会社員は年末に会社からもらう源泉徴収票、自営業の場合は確定申告書や納税証明書が必要です。 - 銀行口座
金融機関から家賃を毎月引き落とす場合は、銀行の口座番号と口座印が必要です。
旧居の管理会社に賃貸契約解約の連絡
契約が完了したら新居への入居日も決まるので、今住んでいる家をいつ退去するか報告します。
私の借りていた物件は、退去する時は1ヶ月前までに申請が必要でした。
退去日を決める時のポイント
- 引越しで荷物を全て出した後
- 家賃は日割計算になるのでできるだけ新居と契約日数ができるだけ被らないようにするとお得
- 転居先と距離がある場合は、引越し日と退去の立ち会い日が一緒にできると移動が少なくて済む
引越し業者の見積もりと業者の決定
新居への入居日が決まると、引っ越し日も決められるので早めに決めておきましょう。
早く引っ越し日を決めることで、安い日を選ぶことができます。
引っ越し業者は一括で見積もりを比較したほうが時短はもちろんかなり安くなります。
私は最初個別で見積もりをお願いしていて、毎度荷物の数や家電の種類など事細かに聞かれるのでそれが本当に苦痛でした。
一括見積もりをしてくれる引越し侍では、現住所・新居の住所・移動人数・部屋の大きさ・マンションやアパートの設備・移動したいものの選択をすることで、複数の業者のおおよその見積もりを出してくれます。
各引っ越し会社から概算の料金がメールで送られてくるので、その中から自分で選び更に詳しくZOOMや訪問にて確定料金を出してもらいます。
比較ができるので安い引っ越し会社が一目瞭然です。
ちなみに、ZOOMでの見積もりは訪問よりも正確な荷物の量を把握しずらいので、見立てが甘くなり割高になるそうです。
ぜひお得にお引っ越しをするためにも訪問見積もりをしっかりしてもらいましょう。
一括見積もりをしてもらった次の日は、いろんな引っ越し会社から電話がきます。
ですが、1度電話に出て
もう他の会社に決めました……
と伝えれば電話がかかってくることはなくなるので、一時……と思って対応してみてください。
実際に見積もり訪問をしてもらった結果
見積もり内容:1K+Sの物件。ベッドやダイニングテーブルは粗大ゴミとして出す予定なので見積もりには入っていません。一般的な家庭より本の量が多いです。
- カルガモ引越しセンター/¥110,000
- アーク引越センター/¥65,000
私は引越し侍で一括見積もりをした後、良さそうな所2社に連絡を入れました。
カルガモ引越しセンターではオンライン見積もり、アーク引越センターは訪問見積もりしてもらい、安かったアーク引越センターに決めました。
しっかりヒアリングしてくれて
洗濯機のホースをご自身で取り付けができるなら、もう少しお値引きできます!!
と、最初に提示してくれた値段から更に割り引いてくれました。
粗大ゴミの収集依頼
意外と忘れがちな粗大ゴミ。
引っ越しを機に捨てたいものは出てくるかと思います。
粗大ゴミの収集は予約をしなければいけないので1ヶ月前には確認しておくことが必要。
もし直前まで粗大ゴミのことを忘れていたら、引っ越しの荷物と一緒に粗大ゴミも新居に運び込まなければいけなかったので、引っ越し料金が更に上がっていたでしょう。
粗大ゴミの依頼は絶対忘れないように!!!!
下の画像は、2021年6月17日に粗大ゴミの申し込みをした時の予約状況です。
1ヶ月後まで予約が埋まってバツ印になっています。
私の場合、退去日が7月末だったのでギリギリ間に合いました。
粗大ゴミが多く、家から運び出すのが大変な人や、引っ越し日までに粗大ゴミの収集依頼が間に合わない人は不用品回収を使うと便利です。
大きい粗大ゴミではなく、洋服や本を一気に処分したい人はリコマースがおすすめです。
梱包作業開始(普段使わないもの)
引っ越し会社を決めた後、引っ越し会社から梱包資材をもらえます。
貰った段ボールに少しずつ梱包を始めていきましょう。
ないとは思いますが、もらえないようなら近くのスーパーでダンボールを貰ったり、Amazonでも引っ越しセットが販売されているので資材を準備しましょう。
梱包した箱には、中に何が入っているかわかるようにペンでメモを書いておきましょう。
搬入してもらう時・荷解きの時に役に立ちます。
普段使わないものからダンボールに詰めていくと、後々困りません!!
1ヶ月前に梱包するもの
- 季節外の洋服
- 本やDVD
- 普段あまり使わないものたち
引っ越し1週間前までにやること
ここからは、引っ越し1週間前くらいまでにやっておくことたちを紹介します。
引っ越し1週間前
- 新居の鍵の受け渡し
- 新居の準備
- 役所系の手続き
- ライフライン系の手続き
- 粗大ゴミ・不用品の処分
- 日常のゴミ出し
- 梱包作業
- 冷蔵庫の運搬準備(前日)
新居の鍵の受け渡し
鍵の受け渡し時期は、契約される物件によって時期は前後します。
鍵の受け渡しが終わったら、新居の採寸をしておきましょう。
旧居で使っているカーテンはそのまま使えるのか?
家具をどこに置くのか?
採寸してあると引っ越しの時に物をどこに運び入れてもらうかスムーズになります。
また、マグネット環境の確認もこのタイミングにしておくと良いでしょう。
ドアにマグネットでつける傘立てや、キッチンでマグネットが使えるかなどわかっていると、買い足しにも便利です。
新居の準備
旧居から引っ越しで運んできたものを入れ込む前に、やっておくと良いことがあります。
家具や荷物が入ってしまうと、どうしても作業がしにくいものもあるので!!
★が付いているものは、やらなくても問題はありませんが、やっておくと後々苦労しないことなので、余裕があったらやる事をおすすめします。
荷物を運び込む前にやっておくこと
- 新居の電気・ガス・水道手続き
- 傷や汚れの写真撮影
- 床の拭き掃除
- 電気・水・ガスの動作確認
- バルサンで虫駆除(★)
- レンジフードフィルターをつける(★)
- コンロにカバー設置(★)
- 食器棚シートの設置(★)
- エアコン排水ホースの虫除けカバー(★)
- エアコン防カビ対策・フィルター設置(★)
- 鏡の曇り止め(★)
- 撥水コート(★)
- お風呂の防かび煙剤(★)
- 通気口フィルター・換気扇カバーの設置(★)
- 冷蔵庫マットの設置(★)
- トイレ便器下のスキマフィル(★)
役所系の手続き
役所手続きは必ず1週間前までに終わらせておきましょう。
必要な役所手続き
- 転出届を提出
- 国民健康保険の資格喪失手続き
- 印鑑登録の抹消
ライフライン系の手続き
ガス・水道・電気などのライフライン系は、指定した日から使えるようになるので、前もって連絡しておきましょう。
今回引越しで電気とガスを東京ガスでまとめました。
自分の暮らしに合わせた料金プランをシュミレーションしてくれるのでわかりやすく、何より安くなって助かってます。
粗大ゴミ・不用品の処分
収集依頼で予約していた粗大ゴミたちを実際に処分しましょう。
粗大ゴミは、『有料粗大ごみ処理券』の氏名欄に収集日と氏名または受付番号を記入し、品目ごとに貼って、指定された日の午前8時までに、自宅の玄関、敷地の入り口など道路に面した場所(集合住宅、アパートの場合は専用置場または1階入口付近)に出してください。
日常のゴミ出し
可燃ごみはもちろん、資源ごみや不燃ごみは、1週間に1度だったり隔週で日にちが決まっているものがあります。
ゴミの分別のことも考えて、1週間前までには全体の95%は梱包しきっていると当日の梱包が楽になります。
新居にゴミを運ばないで済むように、1〜2週間かけて家のゴミを指定の日にしっかり処分しきるようにしましょう。
梱包作業
洋服やバスタオルも3日分ほど確保してあとは全てダンボールに詰めていました。
洗濯機は前日まで使えるので、洗濯してどうにか回せるくらいにいろんなものを入れ込みました。
3日前くらいには、調味料も梱包してコンビニ弁当で済ませるようにしました。
冷蔵庫の運搬準備(前日)
冷蔵庫の運搬準備は前日に行います。
中身を空にして、コンセントを抜いておいて、搬送してもらう準備をしておきましょう。
1週間前くらいから食材を使い切るようにしたり、冷凍庫の氷を捨てておいたりしておくと、当日スムーズに搬送してもらえます。
引っ越し当日から引っ越し後までにやること
ここからは引っ越し当日から引っ越し後にやることを紹介します。
引っ越し当日〜引っ越し後
- 最終梱包作業(直前まで使っていたものたち)
- 最後にブレーカーを落とす
- 引越し料金の精算
- 新居ご近所への挨拶
- 荷ほどき・整理整頓
- 旧居の掃除
- 旧居のガス・水道の使用停止立ち会い
- 旧居の明け渡し・鍵の返却
- 役所系の手続き(2週間以内)
- 各種サービスの住所変更
最終梱包作業(直前まで使っていたものたち)
最終の梱包は、家にキャリーケースがある人はそのカバンに入るくらいに留めておくとダンボールにガムテープを貼ったりする作業がなくなるのでスムーズに業者さんに荷物の引き渡しが出来ました。
最後にブレーカーを落とす
旧居から荷物を運び出してもらったら、旧居の電気は使わないのでブレーカーを落としておきましょう。
引越し料金の精算
全ての荷物を新居に運び込んでもらった後に、引越し業者さんへの支払いがあります。
現金払いのことが多いので、前もって伝えてもらった料金を封筒に入れて用意しておきましょう。
引越し当日は何かと物の人の移動も激しいので、スッと出せるようにショルダーバックを用意して必要最低限のものを入れておくと便利です。
ショルダーバックの中に、封筒に入れた引越し代を入れておけばスムーズです。
新居ご近所への挨拶
両隣と下の階の人には挨拶をしておくと良いでしょう。
関わりを深めるためではなく、「数日引越しでうるさくしてしまいますが、どうぞよろしくお願いします」という気持ちを込めたものです。
近所付き合いを好まない人も多いので、私はポストにちょっとしたお手紙と一緒に1000円分のQUOカードを投函しました。
文面は『○号室に引っ越してきたものです。数日引越しでうるさくしてしまいますが、どうぞよろしくお願いします。』といった、とてもシンプルなものです。
大家さんが同じ建物に住んでいる場合は、しっかり挨拶しに行くことをオススメします。
荷ほどき・整理整頓
ダンボールは虫の餌になると言われています。
できるだけ早く荷解きをして資源ゴミで出してしまいましょう。
旧居の掃除
新居の契約時に『退去時のクリーニング代』が必ず盛り込まれていたかと思います。
クリーニング代は契約時に支払っていますが、ある程度マナーとして掃除をしておくと良いでしょう。
旧居のガス・水道の使用停止立ち会い
ガスと水道はとめる時に立ち会いが必要になるので、旧居の掃除や鍵の返却と同じ日に予約を取っておくとスムーズです。
旧居の明け渡し・鍵の返却
部屋は入居したての状態に戻してあるか、新しい傷ができていないかなどをチェックして、敷金から戻ってくるお金の計算をしてくれます。
原状回復ができていない場合、追加の料金を請求されることもあります。
この時に鍵の返却とサインをします。
この鍵の返却で、旧居はもう自分の帰る家ではなくなります。
役所系の手続き(2週間以内)
2週間以内に手続きをしなければいけない役所系のものをまとめました。
役所系手続き
- 転居届
- マイナンバーカードの住所変更
- 国民健康保険加入手続き
- 国民年金住所変更
- 運転免許証の住所変更
- パスポートの住所変更
各種サービスの住所変更
自分で手続きしないといけない住所変更項目もまとめました。
郵便の転送手続きをしていれば、最初のうちはダイレクトメールなどが新居に届きますが、一定期間を過ぎれば登録された住所に戻ってしまいます。
転送で届いた郵便は、その日のうちにサービスの登録住所を確認し変更しましょう。
住所変更が必要なサービス例
- 銀行口座
- スマートフォン
- クレジットカード
- Amazon
- 楽天
さいごに
引っ越しはやらなければいけないことがたくさんあります。
今回記事にまとめましたが、記事を都度見直すのも大変かと思います。
引っ越しやることリストを作ったので、1枚コピーしておくとすぐに確認できて便利です。
無料でダウンロードできるので、よかったら使ってみてください。
-fin-