同棲にかかる生活費はいくら?都内共働きの内訳を紹介
同棲ってどのくらいお金かかるの?
私たちはお互い働いてるから折半だよ〜
同棲をはじめた2012年から変わらずだね!!
いつか同棲するための参考に内訳とか詳しく教えてよ〜
同棲を始めた2012年は私が就職した年でした。
その頃から変わらず、お互い生活費は半分ずつ。
今回は同棲するにあたって毎月出ていく出費を私たち自身を例に挙げて紹介します。
- 同棲を考えている人
- 都内で同棲するとどのくらい生活費がかかるか知りたい人
- 都内に住んでいる共働きカップル
同棲カップルのご飯事情が気になる人は、こちらの記事もご覧ください。
同棲にかかる生活費の項目
まずは月々にかかる生活費にどんなものがあるのか紹介します。この記事ではあくまでも月々にかかるお金の話をしています。
1ヶ月にかかる同棲生活に必要な生活費は主に4つ。
家のことと食べることの2つが基本ですね!!
同棲にかかる生活費
- 家賃
- 食費
- 光熱費
- 日用品費
- 貯金
2人の帰る家になる場所の『家賃』
都内でも人気の高い池袋駅を例に家賃相場を載せておきます。
築年数や間取り、駅からの遠さ、主要駅からの距離などいろんな条件で家賃は左右されます。
家賃相場
間取り | 家賃相場 |
---|---|
ワンルーム | 6.1万円 |
1K | 7.24万円 |
1DK | 12.35万円 |
1LDK | 15.35万円 |
2LDK | 33万円 |
3LDK | 27万円 |
家でどれだけ食べるかで変わってくる『食費』
夜や朝だけ一緒に食べるのか、外食が多いのか、自炊を作るのか……食に関しては2人の暮らし方によってだいぶ変わってきます。
日々の暮らしに必要不可欠な『光熱費』
ガス・水道・電気。
日々の暮らしに必要なライフラインです。
意外と生活費に入れ忘れる『日用品費』
1つ1つは小さな出費なんですが、1ヶ月まとめてみると意外と買ってる日用品。
ちなみに私たちは日用品はLOHACO(ロハコ)で購入しています。
1ヶ月に1回足りないものを頼むので、自宅にまとめて届けてくれて助かってます。
主な日用品費
- トイレットペーパー
- トイレ掃除用品
- 消臭剤
- 洗濯洗剤
- 柔軟剤
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- 綿棒
- 食器用洗剤
- スポンジ
- ビニール袋
- ゴミ袋
- ティッシュペーパー
- 芳香剤
- 消臭スプレー
- マスク
……etc
急な出費のための『貯金』
急な出費の時に困らないために用意しておくと便利なのが貯金。
忘れた頃にやってくる賃貸の更新なんかは、前もって毎月コツコツ貯めとくと、更新月のダメージが少なく済みます。
急な出費の例
- 家の更新費用
- 引越し費用
- 家電の買い替え
- 病気
同棲にかかる生活費のリアルな内訳
2012年に私が住んでいた1K+Sの賃貸に転がり込む形で同棲がスタートし、2022年に2LDKに引っ越しました。
賃貸の違いや働き方などで生活費も変わってきたので、それぞれリアルな内訳を紹介しようと思います。
都内1K+Sの場合
2012年から2022年まで住んでいた部屋。
2人で同棲を始めようと思って借りた部屋ではなく、私が1人で住んでいた部屋に彼が転がり込んできた部屋です。
本来1人で住むサイズの物件でしたが、当時家には寝に帰るような生活だったのでやっていけていました。
暮らしのデータ
- 東京都
- 間取り:1K+S
- 共働き
私(会社員):終電帰り会社寝泊まり多め
彼(フリーランス):終電終わりに帰ってくること多め - 休みの日のみ自炊
- 休みの日は湯船を溜めるがそれ以外はシャワー
1K+Sの物件に住んでいた時の生活費内訳
- 家賃:87,000円
- 食費(週2自炊):20,000円
- 光熱費:12,000円(電気:6,200円/ガス:3,200円/水道:2,600円)
- 日用品費:3,000円
- 2人用の口座貯金:20,000円
1ヶ月合計142,000円。
これを2人で割るので1ヶ月あたり1人71,000円。
家賃|87,000円
まずは住む家。
私たちは1K+Sの間取りに住んでいました。
渋谷まで15分圏内と交通の便もいいので、家賃は87,000円と間取りの割にお高め。
+Sはメゾネットの2階部分で壁はなく吹き抜け。
働く時間にズレがあったので壁がないことは特に困りませんでしたが、プライベートな空間がほぼない状態。
仕事や趣味の時間など、1人になりたい時にしっかりと分断される壁は同棲生活でとても大切な要素です。
これから同棲する人は、ドアでしっかり分けられた部屋がリビング以外に1つ以上ある物件を探すことをおすすめします!!
食費|20,000円
自炊は休みの日以外はしていませんでした。
しかも自炊慣れしていなかったこともあり、1食あたり1,000円近かったり、食材を使い切ることができなかったりしていました。
外で食べる時は生活費からは出さず、お互い自分の財布から出しています。
フリーランスになってからは毎日自炊をしています。
同棲カップルのご飯事情が気になる人は、こちらの記事もご覧ください。
光熱費|12,000円
光熱費は、電気代・ガス代・水道代の3つです。
電気代が6,200円、ガス代が3,200円、水道代が2,600円ほどなので1ヶ月12,000円。
全国平均は、1ヶ月18,090円です。
家には寝に帰るような生活だったので、光熱費が低いですね。
2人暮らし世帯の光熱費全国平均
- 電気代 :9,559円/月
- ガス代 :4,364円/月
- 水道代: 4,167円/月
引用元:2018年総務省統計局家計調査
日用品費|3,000円
日用品は1〜2ヶ月に1回、まとめてないものをLOHACO(ロハコ)で購入しています。
LOHACOだと前回買ったものが履歴で残ってくれていたり、定期便が使えるのでかなりラクチン。
無印良品も取り扱っているので、お家にいながらいろんなものが揃って便利です。
\日用品の買い物を便利に/
都内2LDKの場合
今まで寝に帰る家だった場所から、2018年にフリーランスとして独立してからは自宅警備員のごとく家にいるようになったので2022年に引越しました。
10年も2人用の口座貯金をしていたので、引越し代金も敷金礼金も貯金からスッと出せました。
2人でコツコツ貯めててよかった!!
暮らしのデータ
- 東京都
- 間取り:2LDK
- 共働き
私(フリーランス):ずっと家
彼(フリーランス):週3で外 - ほぼ毎日自炊
- 毎日湯船
2LDKの物件に住んでの生活費内訳
- 家賃:175,000円
- 食費(毎日自炊):48,000円
- 光熱費:13,500円(電気:5,500円/ガス:4,800円/水道:3,200円)
- 日用品費:3,500円
- 2人用の口座貯金:20,000円
1ヶ月合計260,000円。
これを2人で割るので1ヶ月あたり1人130,000円。
家賃|175,000円
1K+Sから2LDKになったので、家賃は爆上がりしました。
東京の家賃は本当高い!!
会社員からフリーランスに働き方が変わり、寝に帰る場所から1番過ごす時間が長い場所に変わったので部屋数は大切。
仕事場にもなるので、ここは妥協できませんでした。
食費|48,000円
ご飯は毎日作るようになりました。
3日〜5日に1度スーパーへ買い出しに行って、食材をまとめ買いしています。
お昼と夕飯の1日2食なので1食あたり約400円。
食材をダメにしたり1食あたり1,000円近かった頃に比べて、かなり自炊に慣れてきた感があります。
外で食べる時は変わらず生活費からではなく、お互い自分の財布から出しています。
光熱費|13,500円
電気代が5,500円、ガス代が4,800円、水道代が3,200円ほどなので1ヶ月13,500円。
家にいる時間がずっと長くなって、毎日湯船を溜めているのに、光熱費が1K+Sの時からさほど変わっていません。
引越しを機に東京ガスのずっとも電気に変えたんですが、これのおかげですね!!かなりの節約になってます。
\ ガスと電気をお得に/
日用品費|3,500円
日用品も変わらずLOHACO(ロハコ)で購入しています。
家にいる時間が増えたので、日用品の購入金額も少し増えました。
\日用品の買い物を便利に/
同棲生活費を出す割合の決め方
どうやって生活費の負担額を決めたの〜?
私たちの場合は、最初に1ヶ月かかるであろう生活費を多めに出してそれを半分に割ったよ!!
お互い対等でいたかったから、どちらかが多く出すってことはしてないね
生活費を出す割合はそれぞれのカップルによって違うと思います。
「男の人のが多くご飯を食べるから、食費は彼が多め!!」
「収入の差があるから、それを考慮して稼いでる方が負担多め!!」
というカップルも多くいます。
友人の場合は6:4で彼のが多く出したり、お米は彼が買う……というように、独自のルールを作っていました。
なんにせよ、同棲をはじめるタイミングでこの割合はしっかり話し合うべきことです。
後々喧嘩の原因にもなってしまいます。
かかる費用で考える
家にいる時間が長い、食べる量が多いなど、生活に関わる部分で差が生じるのであれば、その分多く使っている方が多く支払えばいいと思います。
収入で考える
そもそも入ってくるお金の額が違う人同士の共同生活です。
手取り20万円の人と手取り30万円の人とで同棲するとします。
賃貸を借りるとき、家賃は収入の1/3を目安にするといいと言われているので、手取り20万円の人は6万円代、手取り30万円の人は9万円代の物件が無理なく借りられるラインになります。
手取りが多い方に合わせて物件を借りてしまうと破綻するので、この場合だと6万円をベースにして、2人で済むので6万円×2で12万円の物件に住むことが妥当です。
これがお互い負担にならない額です。
もし手取り30万円の人がもう少しグレード上げたいと感じたら、グレードを上げた分だけ自分で払うなどすることで調整することが必要です。
私たちの場合
同棲してから私たちはずっと5:5の割合で完全折半です。
引越しのタイミングで2人で話し合って見直しもしました。
私の方が家にずっといますが彼の方が食べる量が多い……など、お互いのいろんな負担部分を出し合った結果、結局5:5に落ち着きました。
今まで生活費は、仕事で稼いだお金をお互い出して払っていましたが、2020年頃から生活費を2人ではじめた副業のブログで賄っています。
私がフリーランスになったタイミングで、自分のホームページを持とう!!と思いサーバー契約をしたのをキッカケに、そこからブログをはじめました。
思いの他ブログが楽しくて、彼を誘って一緒にブログを作りました。
まさか楽しくはじめたブログが、こんな風に2人の生活の一部を支えてくれるものになるとは思いませんでした。
今では共通の趣味にもなっているので、はじめてよかったです。
ブログおもしろそう!!始めてみたいかも!!
と思った人は、WordPressでのブログの始め方をまとめた記事を書いているので、よかったら読んでみてください。
同棲のための生活費の管理方法
お金の管理って難しいですよね。
1人ならまだしも、2人で一緒の財布を共有するのはさらに。
私たちは同棲をはじめると決めた日にしっかりルールを決めました。
普段の財布は別々。
生活費関係は2人で共有のものを一緒に1つ作る。
そして2人に関係するもの以外で共有財布を使っちゃいけない!!
これを今でもしっかり守っているからこそ、お金でどちらかが不満い思うことは1度も起きていません。
2人で作った通帳と共有財布
同棲生活を始める時に『2人の通帳』と『共有財布』を作りました。
生活費は毎月1日に、お互い75,000円(今は130,000円)の現金を共有財布に入れて、月末に余ったお金を全て2人の通帳に移しています。
家賃や光熱費は、2人で作った通帳から引き落とされることになっているので管理も簡単。
『2人の通帳』と『共有財布』の2つは、同棲を始める最初に作っておいて本当によかったアイテムです。
管理方法
- 共有財布
日用品やスーパーでの買い物用。
自分の財布から買った場合は共有財布にレシートを入れて立て替えた分のお金を抜くようにしています。 - 2人の通帳
家賃・光熱費の引き落とし+貯金
通帳に貯まったお金は2人で楽しむためのことに
2012年から同棲をしているので、生活費の余りがかなりのまとまったお金になっていました。
引越しは元々予定していたので費用として残しつつ、それでもまだ余裕があったので貯めたお金は、2人が一緒に楽しめることに定期的に使っています。
初めて使ったのは、イギリスのリバプールに試合を観に行くための旅費。
2人で行く旅行や、高めの美味しいものを食べに行く時、2人の記念日のデート費など、楽しみ貯金から出しています。
結婚式を挙げたいカップルは、毎月の生活費にプラスして貯金を加えると、結婚資金をコツコツ貯めていくことができます!!
さいごに
私が社会人になり友達とのルームシェアが終わり、1人暮らしになったタイミングから同棲がスタートしました。
彼がすごいしっかりした人だったので、家賃や生活費の話を同棲がスタートする前に決めることができました。
お金の話は濁すといい事ありません。
先延ばしにすればする程話題も出しづらくなるのでね!!
2人の家のことなので、しっかり話あってどちらか一方に負担がいかないように設計してみてください。
お互い本業以外での共通の収入が生まれたのも、お金の話をお互いしやすくなってキッカケにもなりました。
2人で共通の副業始めるの、悪くないと思います!!
-fin-